風の強い冬がやってきた
関東盆地中央部の入間台地をうがって流れる高麗川から外秩父の空を雲が勢いよく流れていました。
埼玉・坂戸市浅羽ビオトープの立冬の風景です。この地方は、冬場は風が強く、2月4日の立春の日まで続きます。
シーズ犬のパルは藪の中に頭を突っ込み「ひっつきむし」をたくさん付けてきます。虫ではなく植物のタネや実の話です。ほとんどがヒゲの先端がくるんと丸まっているものです。
若いお母さんが娘さんに「ほら貧乏草をくっつけて!」と叱っていました。「家につけて帰ると貧乏になるよ!」と払って落としていました。
パルは毛の長い犬種ですので夜、テレビを見ながら目の粗いブラシで「ひっつきむし」を取ってやります。顔についたものは取らせてくれません。
ビオトープで撮影していると突然、鷹(ノスリ)がカモに襲いかかってきたのか、ほかの小鳥か? カモは幸い助かったようですが、飛び去るわけでもなく大きな声を上げて威嚇していました。
22日の日曜日は「小雪」。雨が雪に変わり始めるそうですが、「曇りのち雨」の予報が出ています。
くもり / 雨 |
埼玉・鶴ヶ島産業まつり 点描
11月14日(土)に開催された「鶴ヶ島産業まつり」の点描風景 です。
午後2時ごろから4時ごろまで会場にいました。
鶴ヶ島産業まつり 1日目 点描
ササラジンの祭り 高倉獅子舞 A festival of Sasarajin
Shishimai (Lion Dance) of Takakura.
埼玉・鶴ヶ島市に唯一残るササラ(三匹の獅子)の舞がある。高倉日枝神社の境内で舞う高倉獅子舞です。映像は11月2日・3日の二日間、晩秋に催された祭りの風景。3日の夕方には、晩秋の満月が赤く染まった富士山を背にして坂戸の街から登ってきました。
埼玉県内でも戦前まで200近くあった獅子舞ですが、ほとんどが伝統の担い手がいなくなり数少なくなってきているようです。鶴ヶ島市でも高倉獅子舞しか残っていません。高倉獅子舞は、秩父の山岳獅子舞、川越の平野獅子舞の両要素兼ね備えている貴重な舞だそうです。
継承者たちの祭りである2日間の祭りには、舞い手の児童の成長ぶりが見て取れます。
晩秋のマムシ
関東堆積盆地のほぼ中央西部に位置する坂戸市鶴舞団地でマムシを見かけました。冬眠前なのか住宅地から高麗川河川敷に道路を横断しているところを撮影しました。マムシには、銭形の斑紋が21あるようです。
「全長に比して胴が太く、体形は太短い。頭は三角形で、瞳が縦に長い大きな目とピット(熱感知器官)を持つ。舌は暗褐色。体色は淡褐色で、眼線がかなりはっきりしており、20対前後の中央に黒い斑点のある俗に銭型とも呼ばれる楕円形の斑紋が入る。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は21列。尾は短い。
蛇の場合は尾の先端が黄色になっている。
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平地から山地の森林、藪に住む。水場周辺に多く出現し、渓流周辺で見掛けることが多い。 時々周辺の田畑にも出没する。夜行性だが、冬眠直前や直後の個体、妊娠中のメスは日光浴のため昼間に活動することもある。危険を感じると尾を寝かせた状態で細かく振るわせ、地面などを叩いて音を出して威嚇するがこれは、他のヘビにも見られる行動である。
食性は動物食で、小型哺乳類、小型爬虫類、両生類等を食べる。」『ウィキペディア(Wikipedia)』
日没後の秩父山麓処暑
今日8月23日の秩父山麓は、まったくこれまでと違った日没後の空を見せてくれました 。
今日から節気の処暑です。「暑さもここに至りて留まる」という意味でしょう。日中は、 鰯雲(いわしぐも)が空高く浮かんでいました。
旧暦の7月7日七夕は、この頃です。今日の月は、日没には西の秩父山麓に沈んでいきま した。織姫(おりひめ)と牽牛(ひこぼし)の七夕伝説の行事は、もともとはこのころの 秋の行事でした。
夜7時になり家路についたので、天の川を見ることができませんでした。真夜中に空を見 上げると雲が出て天空をふさぎ天の川は見ることができませんでした。